【ノートPC】こんな人におすすめ!ゲーミングノートPCの特徴【ゲーミング】

CSゲーム機一強だった時代が長かったですが、配信ブームも相まって、ゲームユーザーの「ゲーミングPC」への理解が深まり需要が高まってきましたね。

そんな中でも「ゲーミングノートPC」については詳しくない方が多いのではないでしょうか。
今回は、ゲーミングノートPCの特徴について解説します。

主な特徴は三点

省電力

これは確実に注目する要素でしょう。
最近は、電気代高騰の影響を受け、節電に関心を持つようになった人も多いのではないでしょうか。
ゲーミングノートPCの消費電力は、ミドルスペックで130W、ハイスペックで250WとPC全体の消費電力でこれだけというのは、かなり省電力なのが魅力的です。

筆者のデスクトップPCに搭載されているRTX3080は、フルに性能を使うとGPUだけで350W程の電力を消費しますから、どれだけ省電力なのかが分かります。

省スペース

サッと広げてサッと片付ける

そんなことができるのも大きな魅力ですよね。
特に、ワンルームなど単身用の住居に住んでいる方は、無駄なスペースを占有し続けるデスクトップPCは買いにくいでしょう。

ゲームはデスクで、ネットーサーフィンはベッドでといった自室でも使い分けが可能なのも好印象。

携帯性

自宅以外でも使用できるという点でもノートPCにするメリットは大いにあります。
インドアな趣味が多いからといって、自宅に居続けられるわけではない…
こういうケースも珍しくはないでしょうから、様々な環境で活用できるノートPCは評価されているのです。

性能面を除いても気になる点が三点

バッテリーの駆動時間

バッテリーの平均駆動時間が6~7時間程と、現代の情報端末として主流であるスマートフォンや一般なノートPCと比較すれば、少々、心もとないのが現実。

バッテリー駆動で重たいゲームプレイを目的とした場合、電力供給不足でGPUがパフォーマンスを発揮できず動作が不安定になり、駆動時間は約2時間程と、快適とは程遠いものになってしまいます。

結局、有線LANとACアダプター要る

GPUの電力問題解決にはACアダプター
オンラインゲームのプレイは有線での接続
これらの条件が求められるゲームは少なくないというのも、現実的な問題として認識しておきたいですね。

最近流行しているAPEX等のPvPゲーム、MMORPGのFF14、その他3Dグラフィックスを採用した高グラフィックゲームなど…
省スペースで場所は選びやすいというメリットは依然としてありますが、有線接続をする為にLANポートが届く距離にあったりコンセントが届く距離でなければならないという条件も意識しなければなりません。

重い

ゲーミングPCの平均重量は約2kg~
持ち運びを重視した際の選択肢である場合は、気になる重量ですね。。。
一般的なノートPCの重量は1.3kg~1.9kgであることを考えると、かなり悩ましい問題です。

ゲーミングノートPCには、薄型のモバイルノートも存在しており、そちらは大体1.5kg程と重量問題は解決してくれています。
しかし、モニターサイズも小さくなることで、ゲームの没入感が減少してしまうことと、搭載スペックで見ると割高に感じてしまいやすいなど、一長一短な存在です。

こんな人にはおすすめ

ゆるーくゲームを楽しみたい

空いた時間で気ままにゲームがしたい
特にゲームをすることが趣味の中心であるというわけではなく、余暇の隙間にゲームがしたいという方には、ゲーミングノートPCはおすすめと言えるでしょう。

使わない時は片付けて、気分が向いたら取り出して起動する。。。
そういったゲームライフをお求めの方にはおすすめだと思います。

手っ取り早くプレイ環境を整えたい

デバイスには興味がないけどゲームがしたい

PCゲームをしたいからといって、モニター・キーボード・マウスといった周辺デバイス、デスクやデスクチェアに対して、誰もが興味を持っているわけではありません。
それは当然のことだと思います。

「そんな事はどうでもいいから俺(私)にゲームをさせて欲しい!」
そんな期待に応えられるのもゲーミングノートPCの魅力と言ってもいいでしょう。

キーボードはもちろん、ディスプレイまでPCスペックの性能を考慮したものが付いてくるわけですから、すぐにゲームライフが始められます。

基本的にゲーミングノートPCにはマウスは付属していませんので、購入の際は注意してくださいね。

環境に応じて使い分ける

外出先ではゲーム用途を目的としていない

学業での活用や、デザイン等のクリエイター作業との兼用を中心に検討していて、携帯性を求めつつゲームも楽しみたいという方にもゲーミングノートPCは素晴らしい存在でしょう。

ただし、持ち運ぶ際の重量は、人によっては顕著に不快感が表れると思うので、実際に店舗に赴いて、手に取ってみることからおすすめします。

どうしてもデスクトップPCが嫌

様々な理由からデスクトップPCは検討していない
こういった声も確実に存在することでしょう。

現代社会において、省スペースへのこだわりは一般的と言ってもいいのかもしれません。
趣味は多種多様で色んなことに挑戦しつつも、自室の景観を崩したくないなど様々な理由があると思います。

ベッドの下や収納の中など、見えないところに片付けられるゲーミングノートPCは、そんなあなたにも最適と言えるでしょう。

デスクトップGPUとノートGPUの性能差

描画性能は1割減~/消費電力は3割削減~

GPURTX3060
-desktop-
RTX3060
-note-
RTX3070
-desktop-
RTX3070
-note-
消費電力170W115W220W130W

一般的に、ノート向けに搭載されているGPUは、小型化と省電力化が行われており、デスクトップPCに搭載されている同グレードと比較して1割程の性能低下3割程の消費電力が削減されています。

その差は、ハイグレードのGPUになるほど顕著になる傾向にあります。
よりハイグレードになるほど、デスクトップPCに搭載されているものと比較して、1グレード分の性能低下が見られるものもあります。

4Kモニターを搭載したものが少ない(あるにはあるが高い・・・)

Full HD/WQHD中心の市場

美麗グラフィックを楽しむための高精細モニター
しかし、4K液晶の小型化は非常に難しく、高リフレッシュレート(1秒当たりの描写枚数が多い)ともなると、デスクトップ用でも現状10万程とかなり高額なこともあり、普及していません。

ゲーミングとしての需要は、「高FPSで安定して動作し続けること」が大きな支持を集めており、ゲーミングノートPCでもFull HD(1920*1080)やWQHD(2560*1440)といった解像度で、120hz~240hzを出力可能なディスプレイが多く採用されています。

どうしても4Kゲーミングを求めたい方はデスクトップPCの購入や、PS5の購入を検討してみてはいかがでしょうか。。。

デスクトップPCは本体以外にも費用が掛かる

高リフレッシュレートモニターだけで2万円~

WQHD(2560*1440))の高リフレッシュレートモニターで約4万

これでも、かなり手を出しやすくはなりましたが、やはりゲーミング使用を目的としたデスクトップPC環境の構築は、かなり大きな出費になりがちです。
モニターだけでなく、ゲーミングキーボードやマウス、スピーカーなど様々なものが必要です。

一生終わらない探求

デバイス探求は本当に沼

デバイスは消耗品です。
多種多様なデバイスには、それぞれ魅力的な商品がたくさんあります。消耗品と分かっていながら高額で魅力的な商品を求め、さらにまた次へと…自分の理想のデバイスを探す旅に終わりはありません。

PS5という選択肢

ディスコードがPS5に対応してゲームコミュニティ規模の差がなくなった

ゲームの魅力はゲームだけではない
SNSなどを介した巨大なコミュニティもゲームの楽しみの一つであり、そのコミュニティを形成するツールとして、PCにはディスコードという強みがありましたが、今ではPS5にも対応し、そのコミュニティ規模の差はなくなりました。

依然として、汎用性という機能としての強みはありますが、ゲーム中心の利用とそのコストパフォーマンスを”利用者の能力や環境を考慮せず”評価するのであれば、PS5が最も優秀であると思います。

独占・先行タイトルは両者にある

人気タイトルはCS機が先行しがち

ゲームプレイを目的としたPCを購入の際に気になる部分で、独占・先行タイトルの有無が挙げられると思いますが、基本的に大手ゲーム企業はCS機を優先する傾向にあります。

直近のタイトルであればFF16、過去作ではモンスターハンター・ワールド/ライズなど
国内人気IPのゲームはCS機から先に発売され、PC版のリリースは半年~1年後です。

PCゲーム界隈の魅力として、インディーズゲームや対人ゲームの豊富さが挙げられるかと思いますが、これらには好みが明確に分かれるゲームが多いので、絶対的な強みとは言い切れません。

市場の中心はCSゲーム

人が多く活気があるのはCS

先程、大手ゲーム企業はCS機を優先すると言いましたが、その理由は圧倒的なユーザー規模の差です。
近年になって、確かにPC界隈に対する注目度も上昇してきましたが、それでも多くの人々はCSユーザーであることに違いはありません。

あなたの周りを見れば一目瞭然であるように、多くはCSゲームを中心にコミュニティを形成するため、膨大な種類があるPCゲームのコミュニティは、個々で見ればとても小規模です

個人活動も視野ならPC

将来のための学習など生産性を求めるならベストパートナー

さまざまな利用価値があることが最大のメリット

PC最大の魅力は、その汎用性を活かして様々な活動が出来ることです。
ゲームだけでなく、学習編集・デザイン・開発など、様々な生産性ある活動を支えてくれるパートナーとして選択することが一番おすすめです。

タイトルとURLをコピーしました