2023年。
大作の続編発売から大型の新規IP続きで、みなさんのゲームライフは大きく変わったことでしょう。
ほんの少し前まではみんな同じゲームをやっていたのに、気づけば各々が色んなゲームをやり始めた、なんてこともあると思います。
この怒涛の大作ラッシュは留まることを知らず、今後リリース予定の注目作品がまだまだ発表されています。
今回は、そんな大波乱のゲーム新作競争の中から流行の「アニメ調グラフィックゲーム」をピックアップ。
期待せずにはいられないリリース予定のゲームを紹介します。
目次(クリックorタップでジャンプ)
鳴潮(めいちょう)/wuthering waves
ジャンル:オープンワールドアクションRPG
対応プラットフォーム:PC/android/iOS
リリース日:2024年5月23日
レーティング:12+
デベロッパー:KURO GAME
パブリッシャー:KURO GAME
価格:基本無料
公式サイト⇒『鳴潮』公式サイト – Wuthering Waves※音が出ますのでご注意ください※
筆者の個人的なコメント
5月12日のクローズドβテスト以降、音沙汰がなくてめちゃくちゃ不安だった
筆者はこのゲームが発表されてから期待で胸いっぱいにして情報を追っておりまして、βテスト開催の案内も掲載から1時間足らずで発見しましたが、無事βテストは落選。。。
4月25日から5月12日までの間、クローズドβが開催され、テスト終了後にβテストのレポートが公式サイトに掲載されて以降、公式からの情報は公式スタンプの解放やファンアートの等、外部コミュニティ活動の情報のみで、ゲームの開発情報はほとんど公開されていませんでした。
その間に海外情報を追っていると、「テンセントがスポンサーになったり、スポンサーから降りたりした」など、にわかには信じがたい情報が交錯していて不安は募る一方でしたが、公式から何も情報がないということは、開発はまだ「進んでいる」に違いないと、公式からの続報を待ち続けました。
8月23日にキャラクターPVが突如として公開される
X(旧Twitter)にて、突如として公式アカウントから「散華-サンカ-」のキャラクターPVが公開され、「やはり開発は進んでるんじゃないか!」と筆者は大興奮。
さらに翌日にPC版リリース予定のプラットフォームが発表
その翌日(6時間後)には、PCの大手プラットフォームである「EPIC GAMES STORE」でのリリースが予定されていることが発表されました!
交錯した情報と筆者の不安を一蹴してくれた開発に感謝し、ゲームのリリースを待ち望んでいます。
リリース予定日は”2024年5月23日”?
無事にCBT2も終わり、事前予約が各ストアにて開始している現在、App storeの予約ページに記載されている情報によると今年の5月23日にはリリースされる様子。
前回のCBTから約2ヶ月後であることを踏まえると、かなり早いリリースで嬉しい反面、安定したサービスの提供や前回までのフィードバックの反映は間に合うものなのかという不安もありますね。
公式からの正式な発表とは言えず、あくまで予定に過ぎないので、スケジュールの変更は十分にあり得ると思います。
2024年3月29日の公式配信により同年5月23日のリリース確定へ
3月29日の20時より行われた『鳴潮』特別通信番組より、フィードバックを踏まえた改善情報に加え、正式にリリース日が公開されました。
一部ストアページで公表されていた予定日と同じく5月23日にリリースとなったようです。
#鳴潮 #鳴潮正式リリース日決定
— 鳴潮 (Wuthering Waves) 公式 (@WW_JP_Official) March 29, 2024
🎉新作オープンワールドARPG『鳴潮』が、2024年5月23日(木)に
PC・Epic Game Store・App Store・Google Playにて
正式リリースいたします!現在、事前登録受付中!
⬇️事前登録はこちらからhttps://t.co/P0CK4ECQJJ
✦荒波と踊れ✦#鳴潮事前登録 pic.twitter.com/Zai4Kg9lgn
X(旧Twitter)の方でも公式番組終了後に告知されました。
PROJECT MUGEN
ジャンル:オープンワールドRPG
対応プラットフォーム:PC/PS5/android/iOS
リリース日:未定
レーティング:12+
デベロッパー:NetEase
パブリッシャー:NetEase
価格:基本無料
公式サイト⇒『PROJECT MUGEN』公式サイト※音が出ますのでご注意ください※
筆者の個人的なコメント
意外なところが”アニメ調”に参戦してきたという印象が強め
8月18日に突如としてX(旧Twitter)に現れたかと思いきや、その翌週の24日に公式PVが発表された本作。
筆者は「はぇ~また新しいアニメ調かぁ」と、昨今のアニメ調ブームに自分もハマっていて内心ニヤニヤしていたんですが、開発の情報を見てるとNetEaseとあり、少し驚きました。
みなさんが思う「NetEase」のイメージってどんなイメージですか?
これは日々遊んでいるプラットフォーム毎に意見が別れる内容かもしれませんが、万年PCゲーマーおじさんである筆者のイメージは、良くも悪くも「既に結果の出た」テーマを題材に、競合タイトルの少ないプラットフォームで自分たちのゲームを作る無難な方向性を意識しているというイメージです。
そんなNetEaseが新規開拓ジャンルである「アニメ調」にこうも早く、しかもアニメ調ジャンルの中では「幻塔(tower of fantasy)」を沸騰とさせるような挑戦的な近未来をテーマに参戦してくるというのは意外に思いました。
「成功理由」の分析がうまい企業だからこそ期待は高まる
「既に結果が出た」テーマを題材にしていることが多いイメージではありますが、これは決してネガティブなイメージではありません。
「ユーザーの需要がどこにあるのかをしっかりと捉えている」ことが前提として成立していなければ成功しないゲーム業界において、多数のユーザーを獲得し、プラットフォームで一つのブームを巻き起こしたタイトルを生み出したという実績は、紛れもなく本物。
そんな実績を獲得したNetEaseからの「アニメ調」ゲームの新作は注目せざるを得ません。
実際に公開されたPVは、見覚えのある要素から魅力的なキャラクターなどワクワクする内容が盛りだくさんとなっていました。
競争が強まる「アニメ調」ジャンルでどういった方向性のゲームになるのか、とても楽しみです。
Persona5:The Phantom X/ペルソナシリーズ
ジャンル:コマンドRPG
対応プラットフォーム:android/iOS
リリース日:未定
レーティング:12+
デベロッパー:Perfect World×SEGA×ATLUS
パブリッシャー:Perfect World
価格:基本無料
筆者の個人的なコメント
”ソシャゲ”と言えどこの忠実性。期待せずにはいられない
「なんだソシャゲかよ」
数多くの人気IPが参入してきたソシャゲ業界。
その現実は厳しく、多くのIPソシャゲはゲームユーザーから満足度を獲得することができずに「サービス終了」という幕を閉じることが多いです。
そういう経験を積んできたユーザーが多い業界だからこそ、人気IPのソシャゲ展開と言われると、反射的にマイナス評価してしまいがち。
そんな中、今回登場してきたこのPersona5:The Phantom X(通称:P5X)は、公式トレーラーを見るだけでも伝わってくる忠実性と更なる発展が「視覚情報」だけでも伝わってきます。
食わず嫌いにも優しい「基本無料」×ソーシャル性×確立した品質
ソシャゲの利点は「基本無料」であることと、ゲームでの体験や情報を多くの人々に共有できるという「ソーシャル性」。
人気IPから登場してきた今までのソシャゲたちは、多くの顧客を抱えていながらも「ゲーム体験のクオリティ」「タイトルの分散」「短期的なサービス」からこの利点をうまく生かせずにいました。
本作は、「買い切り」ゲームである「ペルソナシリーズ」を忠実に再現していることが見受けられるため、その確立した品質からそれを支持する多くのユーザーが「新しいユーザー」を牽引し、新しい「IPソシャゲ」の台頭に成れるのではないか、と期待しています。
日本向けローカライズは未発表。公式トレーラーは日本人CVを採用
サービス提供の中心である中国では既に2回目のベータテストが行われている本作。
この記事を書いている9月2日時点では、公式から日本向けローカライズの発表はされていません。
ただ、公式トレーラーでは、本作のオリジナルキャラクターも含めてCVが日本人声優を採用していること、ゲームのIPが日本企業の保有しているものであることから、日本向けローカライズは十分に期待できます。
ゼンレスゾーンゼロ
ジャンル:オープンワールドアクションRPG
対応プラットフォーム:PC/android/iOS
リリース日:未定
レーティング:16+
デベロッパー:HoYoverse
パブリッシャー:HoYoverse
価格:基本無料
公式サイト⇒『ゼンレスゾーンゼロ』公式サイト※音が出ますのでご注意ください※
筆者の個人的なコメント
いくら何でも凄すぎ
数多くの人気タイトルが登場した2023年。
ミホヨからは4月に「スターレイル」が登場し、PS5版のリリースへ向けたテストプレイのアナウンスも開始されています。
そんなミホヨからの「また新作」。
このゲームの情報について、2023年に知った人も多いと思います。
実は、このゲームは2022年に既に1回目のベータテストを終了しており、ゲームの発表に至っては同年の3月時点でX(旧Twitter)にて公式アカウントからアナウンスされていました。
つまり、多くの支持を集め、SNSでも大きなミームになっている原神やスターレイル、期待の新作である本作のゼンレスゾーンゼロは全てほぼ同時期から開発が行われていたということ。
いくら何でも開発力が凄すぎ。。。
超級ラインナップでミホヨユーザーの可処分時間はリミットブレイク
基本無料で誰でも遊べて、しかもマルチプラットフォームでの展開が中心のミホヨゲー。
しかも、その数多くのタイトルは今も尚「サービスを継続している」ことが特徴。
そこで気になる点は、多くのミホヨユーザーの「可処分時間」。
高品質で圧倒的な供給量を提供され、ミホヨユーザーの可処分時間はもはや限界。
「自社コンテンツが最大のライバル」になっている本作は、どのようなゲームになり、ユーザーから評価されるのか期待。
おわりに
今回は、現在発表リリース予定のゲームから、アニメ調グラフィックゲームを中心に紹介させていただきました。
アニメ調以外にも注目しているゲームがたくさんあるので、また次回で紹介させていただきます。