【新作MMO】Palia-パリア-の細かい仕様やプレイ時間別の進行度

前回、ゲームの特徴と感想を解説したので、今回は、プレイユーザー視点で良かったと思う細かい仕様やプレイ時間毎にどれだけゲームが進行可能なのかを解説します。

ゲーム全体の大まかな特徴についてはこちらの記事をご覧ください。↓

Paliaの細かな仕様

“無課金”でも意外と幅広い種類から衣装を選べる

上33種と下28種

「課金要素が服」と言われると、「課金しなければファッションは諦めなければならない」となりがちですが、このゲームでは無課金でも「それなり」に豊富な種類のデザインから組み合わせを選択可能になっています。

課金コンテンツと比較すると確かに見劣りしますが、カラーパターンも8種と豊富で、最初のうちは無課金でも選択可能な範囲で楽しめると思います。

「キャラクリ」は課金/無課金関係なく微妙

このゲームでのキャラクリ要素は課金者・無課金者を問わず比較的簡素な内容です。
ヘアースタイルのデザインやカラーパターンは衣装と同じく豊富ですが、「体格」や「骨格」といった詳細のクリエイトができません。

昨今で普及しつつある「男性的」「女性的」という印象の範囲に留まる内容に収まっています。

1回でも採取物に触れれば入手可能

みんな同じ数が貰える

マルチ要素を含んだクラフトシミュレーションをしたことがある人であれば、マルチでの素材のやりくりの大変さは経験したことがあると思います。

MMOである本作は、マルチエリアの「素材の数」や「リポップのクールダウン」は全てサーバー側で統一されています。
一定数が必要なのに、その数や再出現のタイミングが決まったものは当然、競争性が強くなりますが、本作では「1度でも採取物にアクションを起こせばアクションした人みんながアイテムをドロップする」という仕様により、その競争性が緩和されていました。

例えば、フレンドまたは他プレイヤーが鉱石を採取するとき、同じ鉱石に自分も1回でもアクションを起こしてオブジェクトに判定を与えると、「互いに同じ数の素材」が得られます。
また、規定数を分配するわけではなく、1人で採取しても複数人で採取しても数は変わりません。

これは、「釣り」を除いたピッケルや弓などクラフトツールを使用した「採取」「狩り」「昆虫採集」全てに適用されています。

それでも「最終グレード」に必要な素材は競争率が高い

ただ、完全に競争を撤廃出来ているわけではなく、オープンβである現在の最終グレードに位置するクラフトアイテムを作成するために必要な素材は競争率が高いです。

「決められた位置でランダムにリポップする」仕様であるパリウム鉱石は、それを理解しているプレイヤーの中には特定の場所で採取しリポップまで待機する「キャンパー」が存在しています。

パリウム鉱石と同様の仕様であるフローツリーも、パリアのエリア各地でごく稀に見つけることができるのですが、ソロでの採取よりもパーティでの採取がもっとも効率が良いことから、集団でフローツリー周回をしているのを多く見受けられます。

「釣り」は”誰か”と一緒にやるとバフがかかる

フレンドでなくても可

マルチエリアで体験可能なコンテンツの中では「孤独」の作業になりがちな釣り。
そんな釣りにも周りに誰かがいるMMOとしての利点を生かしたバフが存在します。

フレンドもしくは他プレイヤーと一定の範囲(半径10m)で釣りを行っていると、自分のステータスの下に画像のアイコンが表示されます。
このアイコンが表示されている間、魚を引き上げる為に必要な時間が10%短縮され、最大で5人分の効果が得られます。

「寝る」必要がない

365日年中無休の活動が可能

現実では敬遠されつつあることですが、ゲームでは自分のやりたいこと以外の要素が間に介入するのは避けてほしいと思うところ。

数多くのクラフトシミュレーションでは「夜が危険」だったり、「現実生活の再現として睡眠の強要」という作業に没頭したい人にとっては疎ましい仕様があったりします。

生活シミュレーションとしての良さはありながらも、NPCに話しかけてクエストを進行していたら日没が近づいていたりと、スケジュールが噛み合わなかったりして「睡眠」は何かと不便も強いられる仕様。

このゲームでは、「睡眠」というアクションがありません。(MMO特有のサーバー管理の都合から)
夢の365日年中無休のクラフトライフを過ごすことができます。

NPCはゲーム時間の22時以降から順次睡眠に入るため、その間にクエストやスキンシップを完了しておく必要がありますが、自分は寝る必要がないので夜から採取などの活動を行うといった、自由なスケジュールを組むことが可能です。

ロールプレイ好きの方は、就寝モーションが追加されることを期待しましょう。

”ゲーム内時間”の24時間は”現実時間”の1時間

比較的緩やかに進む

一定のスケジュールを組んでルーティン化することが多い牧場風のシミュレーションゲームにとって、「時刻」という概念は一番最初の難所でもあると思います。

様々な工程に手を出し始め、必要な工具のグレードが低くく、目の前の作業を一つずつこなしていかなきゃいけないゲームの序盤ほど、ゲーム内の時刻の経過が早く感じるからです。

そういった「手間」も最初のうちは醍醐味として楽しめる部分ではあるのですが、自分の目標や目的が明確になるほど煩わしいと感じてしまいがちです。
実際に、ゲーム内時間の経過が現実時間で12.9分のスタデューバレーを遊んでいる筆者は、「理想の効率化」を達成し「成功体験」という形になるまで苦労しました。(やり始めるとトイレとかで離席しにくい)

このゲームでは、MMOサーバーの都合上から「ログイン時の時間をユーザーが指定できない」ことや「就寝して時刻の経過を早めることが出来ない」ことから、1日の長さが比較的長い「現実時間で1時間」という設定になっています。

こればかりは個人差があり、最適解というものはないと思いますが、Valhaimやスタデューバレー、The ForestやGreen Hellなど様々なサバイバル・クラフトシミュレーションを遊んできた筆者的には「かなりルーズな工程で遊んでいても1日は十分長いと感じられる」良いバランスであると思います。

プレイ時間別の進行度

同ジャンル経験者で計20時間程度

一日2時間程度のマイペース社会人型

1日2時間程度のゲーム進行で、計20時間程度プレイしている筆者の進行度はこんな感じです。
クラフトツールは「ピッケル」と「斧」のみ鉄へのアップグレードを完了し、それ以外は銅の状態。
この記事を書いた8月22日時点で実装されている最上級の素材は入手できる状態。

現在のプレイスタイルは「クラフトツールのアップグレードレシピ購入の為の金策」で、畑を中心に拡張し、木材や鉄鉱石を集めている段階です。

同ジャンル経験者で計40時間程度

どっぷりゲームにハマったフレンドの進行度

1日4時間ほどの長時間プレイでのゲーム進行で、計40時間程度プレイしているフレンドの進行度はこんな感じです。
クラフトツールは、現在実装されているほぼ全てのアップグレードを完了している。
現在のプレイスタイルは、エンドコンテンツである「収納箱のアップグレードレシピに向けた金策」を中心に行いながら、NPCクエストを緩やかに進行している状態です。

まとめ

キャラクリは深みがない

髪や無課金衣装は追加を期待

残念ながら、このゲームのキャラクリは幅広いものとは言えませんでした。
ゲームプレイ時に行うキャラメイク以外で変更可能な「髪」や「服」は後から追加も期待できると思います。

クラフトや農業を中心にまったりやるのがベスト

「鉄」への発展まではスムーズに進行が可能。

序盤の進行は他プレイヤーの進行と干渉することがなく、自分の思うままに進行することが可能なので、まったりと進めていくことがベストなゲームです。
クラフトツールのアップグレードには、レシピの購入が不可欠であり、その為には「Gold」を稼ぐことが必須になるので、自分の家を改造しつつ、農業を中心に発展させましょう。

友達を巻き込むとより楽しいゲームへ

雑談しながらやれるとより楽しめる

スローライフなゲームである本作は、目的に向かってコツコツ進めていくのが中心になります。
誰でも「無料」でプレイ可能なゲームなので、是非、友達を誘って雑談しながらまったりとお楽しみください。